川崎市内で繰り広げられるヘイトスピーチを取材し続け、レイシスト(差別主義者)と対峙している、神奈川新聞記者・石橋学さん。
参政党から取材拒否されたことで、物議をかもしていますね。
石橋学さんは、一体どんな方なのでしょうか?
そこで今回の記事は、
こちらの内容でまとめていきます。
【神奈川新聞】石橋学記者の出身高校や大学は?

石橋学さんの学歴は、以下の通りです。
小学校:不明
中学校:不明
高校 :神奈川県立鎌倉高等学校卒業
大学 :早稲田大学社会科学部
石橋学さんは神奈川県鎌倉市出身で、地元の県立鎌倉高等学校を卒業しています。
石橋学さんは高校球児だったそうで、野球部に所属していたようです。
高校卒業後は、早稲田大学社会科学部へ進学。
同大学卒業後、神奈川新聞社に入社し、1995年4月からは川崎市に赴任しています。
【神奈川新聞】石橋学記者は受賞歴のある実力派ジャーナリスト!

石橋学さんは川崎市で、在日コリアンの取材をし始めます。
2003年、横浜ベイスターズに山下大輔監督が就任するも、成績不振だったことから、ベイスターズを痛烈批判。
ネット上でその行動が反感を買い、罵倒され続けます。
連載「時代の正体」では、2016年度JCJ賞、2020年度新聞労連ジャーナリズム大賞を受賞しています。
そんな石橋学さんは、これまで複数回、世間の話題に上がってきました。
ヘイトデモでの取材

石橋学さんは、在日特権を許さない市民の会に対し、「乱暴な言葉では共感を得られない」と助言。
それに対し、「どっちもどっちという態度は、傍観しているのと同じ」と返され、ハッとしたそうです。
2015年11月、ヘイトデモが桜本を襲撃し、住民たちが阻止してからは、正面から書けるようになったとのこと。

きょう31日、川崎市内で12回目を数えるヘイトスピーチ(差別扇動表現)デモが行われる。私は抗議のカウンターに1人でも多くの人が参加するよう呼び掛ける。少数者を攻撃する差別集団を言下に非難、拒絶し、公正とは何かを示すために、である。
引用:X
この書き出しは同業者たちに大きな影響を与えました。
その後、石橋学さんが書いた記事が訴訟問題になるも、「逆転判決」で勝訴しています。
以降も、川崎市内で差別街宣を行ってきた政治団体を名指しで批判し、「ヘイト候補に投票してはいけない」という記事を寄稿しています。
ヘイトスピーチの訴訟

2019年2月、石橋学さんは日本第一党幹部らが川崎市内で開いた集会を報道しました。
政治活動家・佐久間氏が集会で、川崎区の在日コリアン集住地区を、「旧日本鋼管の土地をコリア系が占拠」「共産革命の拠点」などと発言。
石橋学さんは、「悪意に満ちたデマによる敵視と誹謗中傷」と批判しています。

佐久間氏は川崎駅前で行った街頭演説で、2016年のデモで公園を使わせなかった川崎市の決定は、
ヘイトスピーチ解消法が根拠で、施行前の法律を適用してはならないと述べました。
「そんなことも知らないで、市議会議員に出ようなんて本当に勉強不足」「でたらめ」と発言しています。

一審横浜地裁川崎支部判決では、「虚偽やデタラメと一方的に断じることはできない」と、石橋学さんに15万円の支払いを命じました。
石橋学さんは、「意見や論評の範囲を逸脱していない」と控訴し、高裁判決は「違法な侮辱行為といえない」と一審判決を覆します。
佐久間氏は裁判結果に、「残念。取材と称する演説妨害行為」とコメント。
参政党から取材拒否

参政党は、7月22日に参議院議員会館で開いた定例記者会見で、神奈川新聞記者の取材を拒否していたと発覚。
取材に対し、「お断りしたのは事実」と答えました。
神奈川新聞は、「知る権利をないがしろにする行為で、容認できない」と抗議しているようです。
石橋学さんは、一度会場に入り着席後、党職員から「事前登録が必要」などと、退出を求められたとか。

参政党の関係者は「登録が必要」とうそをつき、うそがばれると、筋違いにも「拒否する権限がある」「警備を呼んだ」と権力をかさに排除にかかった。記者が直面したのは、気に入らない言論を封じ込められると思い上がった権力の暴走に他ならない。
引用:Yahooニュース
参政党は会見前、神奈川新聞ら報道各社に「参院選を終えての談話、総括、今後の目標などを発表する」と、案内文を送っていました。
参政党は、拒否の理由について「内部で検討したい」と、回答を保留にしています。

石橋学さんは、参院選の神奈川選挙区の参政党候補の言動を、批判する記事を書いていました。
それによる影響だと思われます。
国政政党には、オープンに質問に答える責任があるので、民主主義国家においてあってはならないことと批判されているようです。
まとめ
今回は、
石橋学記者の出身高校や大学は?
石橋学記者は受賞歴のある実力派ジャーナリスト!
こちらの内容でまとめました。
石橋学さんは、早稲田大学出身のエリートで、神奈川新聞社で長らく川崎のヘイトスピーチを取材してきました。
痛烈な批判をしたことで裁判沙汰にもなっていますが、民衆の支持が厚い方のようですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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